
佐々木豊先生とその教師であった亡父、三尾公三の二人展が青木画廊さんで開催されるとの事で、
大変嬉しく存じます。
佐々木先生が東京芸大を目指しておられた頃は、画家とは貧困と肺病との隣り合わせに居ると言わ
れた時代であり、画家の道を薦めた父(当時は名古屋の田光中学校の美術教師でした)の責任たる
や相当なものであったと推察できますし、それ程までして画家の道に邁進された佐々木先生の実力
に、父は余程思うところ大だったのだと思います。将来二人は年齢差を越えて生涯のライバルにな
りました。とにかく父から佐々木先生宛に送る講評も、反対に氏から届く批評もシビア−で歯に衣
着せぬ辛口評論であった事を思い出します。父の画業も佐々木先生が居られたればこそだと思いま
すし、そういう身内の様なライバルに恵まれた事が本当に幸せであったと思います。
良い展覧会になればと念じています。
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